2019-05-29 第198回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
きょうは、前回、決算委員会で衆議院の解散について官房長官と議論させていただきましたが、その続きをさせていただきますが、その前に、先日、令和になって初めての総理から陛下への内奏の様子の写真と映像が公表されました。私、あれを見て非常に驚きました。
きょうは、前回、決算委員会で衆議院の解散について官房長官と議論させていただきましたが、その続きをさせていただきますが、その前に、先日、令和になって初めての総理から陛下への内奏の様子の写真と映像が公表されました。私、あれを見て非常に驚きました。
歴代総理の内奏を撮影し、公開した事例についてでございますが、平成二十五年に、「天皇陛下 傘寿をお迎えになって」というDVDの中で、総理の内奏開始前の冒頭部分の映像を公開しているところでありますが、このときの総理は安倍総理でございます。 それ以前については、確認したところ、ございません。
○大塚耕平君 それ以前になかった内奏という非常に重要な行事、そしてその模様をなぜ公開することになったんですか。
一昨日、陛下に対する総理大臣の内奏のニュースが流れました。内奏のあのような映像がニュースで流れたというのは過去に例があるんでしょうか。
今回の内閣総理大臣による天皇陛下への内奏につきましても、過去に冒頭部分の写真や動画を公開しておりまして、今回、御即位後最初の内奏であったということから、同様に冒頭部分、内奏の冒頭部分を公開したものということでございます。
なぜこのアジア局の上奏を半ば認める形で内閣官房としての調整が恐らく行われたのかというのは、官房長官談話の中身がこのアジア局の内奏、上奏の形に非常に近い形になっておりますので、もしお答えに差し障りがなければ、なぜそのように思われたのかと。 それから、先ほど浜田議員がおっしゃっていましたが、我が国の外務省がなぜ内政をまとめられないかの理由は、簡単なんですよ。
○内閣総理大臣(菅直人君) 一つの形として、陛下の方から、いろいろな機会にいろいろな立場の人に対していろいろなことを報告といいましょうか、内奏という形でお話をするということが行われております。私もそういう形のあるときには必ず出席といいましょうか出させていただいている、そのことだけ申し上げておきます。
短い運輸大臣生活でございましたが、一番の思い出は、今上陛下に内奏する機会を得、いろいろ御質問を賜ったことでありました。 思うに、何もできない身でありながら、年齢を加えるにつれて、日本の国がいとおしいという気持ちが日に日に強くなっております。(拍手)国を思う心は、家族愛、郷土愛から出発して、それが一段と昇華されたものと感じておりますが、さしたる貢献のできない我が身をいささか恥じております。
先ほどの内奏の関係につきましては、一部の新聞で報道されたわけでありますけれども、私どもそれを知りません。
もう大分古い話になってしまいましたけれども、内奏のことでございます。 大臣には、何度かいろいろなところで質問がされておりますし、記者にも発言をされていますので、改めて聞くことはいたしませんが、私がいろいろなところから聞いたところですと、外務省の、特に幹部の皆さんも、この問題については非常に問題意識を持って危惧をされたといううわさが出ております。
次に、またいろいろな場所で我が党の委員が質疑をされると思いますが、四日の幾つかの新聞に、田中外務大臣が、天皇陛下に九月、内奏をされて、こういうことを言った、天皇陛下の御反応はこうであったといったことを漏らされたというニュースが報じられておりました。
ただし、六月四日の日に、アグレマンをとってある大使、それから退任をする方とかおられますので、そういう方たちを、合計二十六人につきましてはもう早速異動もいたしましたし、宮中での内奏にも私は立ち会っております。 したがって、そういうふうに既に決まったものはございますけれども、それ以外のものは五月八日のままでございます。
殊に外交官は、特権を、海外に出ますので、菊の御紋章を背景にして、天皇陛下からこの間も、今度駐箚オランダ大使東郷さんの、私も陛下の前で内奏をしながら、そして信任状をいただけたわけで、受諾ですね、立ち会いましたけれども、ああいう特別な栄誉を担って海外へ出ますと、やはり本当に、おっしゃったように、一回の外交官試験を数十年前に受けただけのこと、その後もちろん研さんも積んでおられるし、人品もすばらしいと思いますけれども
私自身が考えておりますのは、私も内奏に時々参りますが、天皇陛下はお立場をよく理解なさっておりますので、国政に影響を及ぼすような御発言はなさらないものというふうに私は考えております。
一般的に私どもが内奏と申しておりますのは、例えば認証官等の認証に立ち会います際に、認証される方の履歴等について私が内奏をいたします。そしていま一つは、各省大臣によります所管事項の御説明ということは、象徴であられる天皇が一般的な知識、教養を高められるために行われるものでございます。したがって、国政に関する権能を有しないとする憲法上の天皇の地位に矛盾するものではないと考えております。
総理、実際に昭和四十八年に増田防衛庁長官の同じような天皇の内奏に際しての発言問題が問題になりまして、みずから責任をとって辞職するということで決着を見た事件がありました。あの場合も内奏に対しての天皇の発言が政治的発言ではないかということで重大な問題になりました。今総理は、天皇は政治的発言をするはずがない、信ずると、こうおっしゃいましたが、現に信じられない事件が四十八年に起こっているじゃありませんか。
○一井淳治君 内奏の内容は秘密という取り扱いですから、これはわからないと言われたら仕方ないかもしれませんけれども、このような高度な政治的な内容のやりとり、特に天皇からお話が出るということは非常に好ましくないというふうに思います。今後こういったことは、これは重光元外相の日記が真実であるということが前提でございますけれども、重光日記については信擬性が高いということがこれまで言われているわけであります。
○説明員(藤森昭一君) 内奏につきましては、先ほど法制局の方からお答えがあったとおりの性格のものでございまして、天皇陛下が国事に関する行為をなさる前に、その国事行為について助言と承認の任務を負う内閣の構成員である国務大臣が陛下にお会いをいたしまして、当該国事行為に関連して口頭で御説明を申し上げるということをいっておるわけでございますけれども、内奏に出られた総理、閣僚が内奏後所管事項に関しまして御説明
内奏のことでございますけれども、これは慣例として秘密とされておるわけでございます。国民の目にも耳にもこの内奏の内容はわからないわけでございますけれども、このような高度の政治的な発言、我が国の政治の方向などについて、こうすることが必要だとか、こうしたらいけないとか、閣僚にいろいろ言うあるいは命じるというふうなそういったことが行われておるわけなんでしょうか、どうなんでしょうか。
きょう私は、午前中内奏がございましたので、その前の時間を割きまして一応内閣調査室の方から意見を、今までの概略を承りました。
そのためには、命をかけてもこの元号の問題に対処すべきであるということを、その内奏で陛下にお目にかかったときから特に思ったわけです。」彼の意識の中にはまさに天皇と元号がそのとおりに結びついているわけでございます。 長い文章ですから細かくは言いませんけれども、総務長官在任中です。この中で「建国記念日は政府が「主催」するのが当り前ですよ。誰に遠慮することもない。」稻村さんです。
○政府委員(真田秀夫君) その点も、実は私の所掌の事務の範囲でございませんのでつまびらかでございませんが、これは伝聞証言に相なるわけでございますけれども、当日何か宮中へ内奏に行かれて、その帰りにお寄りになったというようなことでございますので、つまびらかでございませんけれども、恐らく公用車でお回りになったんではないかと思いますが、しかとはっきりしたことは申し上げられません。
○国務大臣(稻村左近四郎君) 二十一日午後三時半より宮中において春の叙勲に関する内奏を行い、四時半前後に靖国神社に参拝された後官邸に帰られたわけであります。そのときの使用した車は官用車でございます。
今度の場合も、実は御注意申し上げたら、もうすでに内閣総理大臣の手から天皇のもとに内奏した後だ、したがって、なるべく穏便にと、こういう形が皆さん方から返ってきているのですよね。そんなことで一体よいのですか、これは。で、処理として、そういう経過はもう言いませんがね、この過って叙勲をされた者に対する処理はどういうふうにされるのですか。
○上原委員 そういたしますと、一般的たてまえとしては、内閣の助言と承認を得るものについてしか内奏できない、一般的にはそういう歯どめがあるわけですね。そういうふうに理解していいですか。
○富田(朝)政府委員 大筋は、そういう御理解をいただいて結構だと思うのでありますが、ただいまも御説明申し上げましたように、内奏の際に、国務大臣によりましては所管事項について、内奏と一体ではございませんけれども、その際を利用して申し上げられる、こういうことはあると思います。
○大出委員 だから聞いているのですが、旧憲法以来今日まで移り変わりがあるので、そのままの形を——かつて例の内奏なんという問題も出てまいりましたが、一体どこでお決めになったのか、憲法は変わったわけでありますけれども、昔は副署なんということもあったわけでございましょう。
○国務大臣(田中角榮君) 私も、内奏にもたびたび参りますし、しかも所管事項に対しての御説明もいたしております。しかし、この席には余人は立ち会わないのでございます。陛下と内奏者だけの問題でございますし、私は多年の経験に徴して、陛下が国政に影響を与えられるような御発言をなされる方だということはないという確信を持っておったのであります。
○片岡勝治君 いわゆる通称の内奏について、これは私も率直にそういうことは必要であろう、判こをついてくれということだけで、ぼんぼん押すということじゃなくて、これは裁判官のあれですよということで説明をするという、そういう内奏の話については、これは国事行為で明確にされておりますし、内閣の責任、助言と承認、そういうことの立場からいって説明をされる、これは当然だろうと思うんです。
それから次にお聞きしますが、去る十三日の参議院本会議で、私の質問に対して田中総理は、いわゆる内奏に伴う所管事項の説明に関して答弁されました。しかし、この手続上、内容上、いろいろ問題があるので、その点についてあらためて総理の見解を私はただしたいと思います。 まず、総理の答弁を会議録で見ると、こうなっています。
いわゆる助言と承認という問題は、いろいろ出ました内奏という形でいたしておりまして、これは宮内庁の所管に属する内容でございません。したがって、どういうものが陛下のところへ出たかは宮内庁としては知らないわけで、これはただ側近の待従がお取り次ぎをしているだけでございます。
私が内閣委員会に呼び出しを受けた理由は、内奏の問題とか、内奏に関して増原前防衛庁長官が記者会見をした問題に対してでございます。しかも新憲法下における陛下がどのような御発言をなされたのか、あったのかないのか、こういう問題が主題で呼ばれたのでございまして、旧憲法時代の御前会議の話などが議題で私を呼んだわけじゃありません。